2度目のニューヨークがどうだったか
へいへいこんにちは。
先日わたしは11月5日〜8日まで、観光のためアメリカニューヨークに滞在しました。日本から来た日本人の友達と現地合流してちょいと観光を〜って感じで。
運が良いのか悪いのか、11月8日はアメリカ大統領選挙の日でした。
ニューヨークへ発つ前、ネットでニューヨーク情報を見てみると、「大統領選前後にニューヨーク、○○州、○○州で、アルカイダがテロ予告」とかいうニュースばかり。○○の部分覚えてないんだけど、ほんとどこかの州でテロするよ〜って感じでランダムなんだね、テロ予告って。ていうか予告しちゃってるのがバレてる時点でもう失敗??、
ただでさえニューヨークはわりと騒がしくて、トロントより危険(1回目で経験済み)だと思ってるのに、大統領選と重なったらもう危険度は高まります。
でももうホテルも航空券も予約しちゃってるしな〜予約する前に大統領選の日程とか確認すべきだったな〜と後悔。
しかも前回のニューヨーク旅行はトロントから友達と向かったのですが、今回は日本から来た友達と現地合流のため、トロントからホテルの場所まで1人、、。
でもやっぱ、2度とない機会かもしれない!えー行きたくない!怖いけど!でも行くしかない!行くしかないよ!と必死に自分を奮い立たせ、もう怖いニュースは見ないようにして、一応何かあると困るので、何かあったときのために家のオーナーに置き手紙まで書いて(笑)(笑)いざ出発。
前回は空港からハーレムを通ってマンハッタンまで向かってしまうという大失敗。ハーレムは昔に比べると安全になったと聞いていましたが、通ったとかから強烈な臭いが。今回は念入りにたくさんの種類のバスを調べて安全な道から行ける方法を見つけました。
でもニューヨークラガーディア空港に着いてみたら、あれ、わたしの調べたバスのバス停がない。代わりにグーグルマップには出ない新しいバスのルートが出現。
困ったので、近くにいたおしゃれなカップルの会話を盗み聞きして、Q72というジャクソンハイツ行きのバスに乗り込みました。
✳︎このラガーディア空港からマンハッタンまでのバスについてはあまり詳しい情報がネットにあまり上がってなかったので、今後トロントからニューヨークまで空路で行く人も多いでしょうからまた後日詳しく書きます。
で、無事着いたマンハッタン。よく1人で行けたなあと思うんだけど、何事もなかった。できるだけ現地の人を装って、グーグルマップとか見るために立ち止まっていると旅行客感丸出しかなと思って、できるだけサクサク歩きました。道は頭に入っている。トロントに来て毎日歩いて街を散策していたおかげで、東西南北だったり通りの番号だったりの土地勘が身についたみたい。
日本に比べると、通りの名前の看板が至る所にあって、どことどこがクロスしてるのかさえ覚えておけはあとは楽チンです。
で、気になる大統領選前後の街の様子ですが、前回行ったときとそんなに変わっていませんでした。警備が強化されて、警察の人数が増員、みたいなニュースも流れていましたが、そんなに警察も見かけませんでした。
それなりに買い物も楽しんで、今回は4人という大人数だったので街も歩きやすかったです。
と、買い物帰りにふとトランプタワーの前を通る
大統領選前日のトランプタワーはちょっと騒いでる様子でした。イェーイって声をあげてるだけで、応援している人なのか、反対派の人なのか。テレビ局とかも取材に来ていた。
まあ局地的なもので、ここ以外はまったくデモもなく。少なくともわたしが通った道は、ですけどね。タイムズスクエアも朝から晩までいつも通りな感じでした。
まあ本当に何事もなくマンハッタンから去りました。帰りはラガーディア空港17時発の飛行機で、いよいよ大統領選が始まるぞ、の時間。
空港でチェックインして、チケットを確認すると、ゲートはC3。だけど電光掲示板の表示にはD2と書いてある。「あれ?どっちが正しいの?」とアメリカン航空の係員の人に聞いたら、「今日発行したチケットがC3だからCのゲートに行って」といわれ、Cのゲートで荷物検査を済ませ、ゆっくりしていると、
いつまで経ってもC3の待合所の次の出発の表示がトロントに切り替わらない…
なんで…
もしかして日付間違えた…?
でもチケット発行できたし…?
荷物検査のとき中は入れたし…?
と、今度はC3のカウンターにいる係員の人に聞いてみると、
「これは間違い!D2のとこに行って〜ゲートDのシャトルバスはあっちよ〜」
人生初のゲート移動シャトルバス乗車in NY
そんなバスがあるんだねびっくりだ。シャトルバスを使って、飛行機とかが停まってるだだっ広い場所(整備士とかいるとこ)を移動できるんですね。
てかそれよりゲート間違ってるのに、荷物検査クリアしちゃうんだね。入るとき係員にチケット見せたのにそのチケットが間違ってたんじゃあ意味ないね。
で、そのシャトルバスに乗るために、ゲートCのシャトルバス乗り場へ行ったら、ヒップホップYOって感じのお兄さん。
他にもシャトルバスに乗るために急いで来た人たちが急いで来ていて、みんな出発時刻間近なのか、真剣な顔してました(わたしはフライトまで1時間くらいあったので余裕)
そしたらお兄さん
「だーいじょぶだYO
みんな落ち着けYO
ちゃーんと正しいゲートまで送り届けるYO
バス来るまで待ってろYO」
みたいな感じだったのでわたしも安心した。
「バス来たYO、出口から外出て良いYO」と許可が出たので立ち上がったら「トロントはまだだYO〜」って止められて、待ってた人みんな行っちゃって、1人取り残されたYO。なんだYO。
1人残され、
お兄さん「俺も今夜トロントに行きたいYO〜」
わたし「なんでだYO〜」
お兄さん「今夜のニューヨークは絶対クレイジーなんだよ、、呆れるだろ、、意味わかる?大統領選でさ〜」って言ってたんで、クレイジーになる前にニューヨークから出られてラッキーだったかもしれない。
しっかしゲート間違いというこんな経験初めてだったのでじっくり観察してたんですが、シャトルバスでゲートを移動するのも、ちょっと大変なんですね。YOお兄さんがトランシーバーで、出口にいる警備の人と、向こうのゲートの警備の人と連絡とって、「今から何人そっち向かうYO」みたいに連絡してた。じゃないと、ゲートの出口を出たらそこはもう飛行機が停まってる外なわけで、誰か入り込んでもおかしくない危険な経路だったんだよね。たとえばシャトルバスに乗るってフリして、出口出て、飛行機の方までダッシュして爆弾仕掛けたりとかできるわけじゃないすか。そんなアホみたいなことないだろうけど。チケット間違ってるくらい適当なわけだし。みたいなことを考えてた。
でも警備の人もYOもしっかり人数連絡して把握してるし、出口出て、シャトルバスに乗り込むまでしっかり見届けられてたし、そこはちゃんとしてるんだなあと思いました。
そして正しいゲートに着いたら、なんかもうさっきのC3の待合所とは雰囲気が違う、高貴な感じがない、、あぁ、わたしの知っているトロントニアンはこういう田舎風な感じよ、、誰も真剣な顔してる人はいないし、寒いのに半袖の人もいるし、あぁ、ようやくわたしはトロントに帰れるんだ、、とようやく安心できました。
そんな感じでニューヨークは大統領選にもかかわらず、大きな騒ぎもなく無事にトロントに着きましたとさ。
あーたのしかったYO