ソール・ライター展に行ってきた
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで、4月下旬から開催されている、ソール・ライターの写真展に行ってきました。
ソール・ライター????だれそれなんだそれ????
と思った方にざっくり紹介しておくと、
1950年代からニューヨークでファッションカメラマンとして活躍していた写真家です。
わたしも大学の授業で名前を聞いたことある程度で、作品を見たことなんてこれっぽっちもありませんでした。
そいでこれが日本初の回顧展ということで、写真展ではファッション写真だけじゃなくて、その後のストリートフォトの作品(たぶんこちらが有名?)と、絵画作品も展示されていました。
写真を撮るのが好きでレンズもいくつか持っているし、インスタも活発に更新しているけれど、写真展に行くか?と聞かれると、そこまででもない。どこに注目して見たらいいかわからないのであまり行きません。でもね、このソールライターの写真は見た瞬間に、ア、これは写真展行かなきゃと思いました。
モノクロ写真もそうなんですが、カラー写真がまーーーーーーーー素晴らしい。とっても鮮やかでわたしの好みのタイプの写真がてんこ盛りでした。さすが「カラー写真のパイオニア」と呼ばれているだけある。
特に雨や傘の写真が多くて、ソールライター自身も「傘が大好きなんだ」って解説に書いてありました。わかるぅわかるよぅ
↑これはリーフレットにもでっかく載ってるメインの写真。
ほらこれ、普通の風景じゃん。
なんでこんなにおしゃれなんだか・・・。
赤が映える写真が多かったのもそうだし、
タイトルが「帽子」とか「靴」とか、
あ、そこ注目しちゃうのね?そこピント合わせないのね?とか
初心者の私なりにすごいすごいすごいと感動する場面がありました。
ソールライターの言葉で「写真はしばしば重要な出来事を取り上げるものだと思われているが、実際には、終わることのない世界の中に、ある小さな断片と思い出を作り出すものだ」とあって(メモって帰ってきた)、日常で見るものすべてが写真になるんですよーということなんでしょうけど、それってまさにインスタグラムで体現できるなーなんて思いました。
まぁあんまり写真載せてもね、写真展行って欲しいのでやめておきますが。
6月25日まで渋谷Bunkamuraでやっているのでぜひ。
このあと撮る写真がすべてソールライターぽくなりそうだな、なんて考えていたら、
「もし、ソールライターが渋谷と新宿を撮影したら」という素敵なテーマで記事を書いている方がいたので、こちらもぜひ見て欲しいです。
それでは